私の離婚のきっかけ。
私の離婚のきっかけ。
参考までにちょっと私の離婚までの道のりを書いておきます。
興味のない方はスルーで結構ですよ。
あくまで、こんな人間もいるんだな、ぐらいに捉えてください。
私の結婚は早いものでした。
というのも、相手が年上で、
結婚適齢期を少し過ぎた方だったからです。
向こうのご両親としては、早く結婚してほしいという気持ちがあったのでしょう。
ご両親に紹介されてから、結婚までの展開が異常に早かったことを覚えています。
私も、元夫も、
自分の意思で結婚したというよりは、
親戚一同の勢いにのまれたといった感じでした。
ただ、もちろん、元夫のことは愛していましたし、
年頃の娘相応に、
結婚というものにときめいていました。
少女たちの夢を砕くようで、
申し訳ないのですが、
将来の夢がお嫁さん、という方は少し危ないと思います。
私がそうでしたから。
結婚するカップルの三分の一が離婚しようぜ、三分の一が愛のない夫婦になることを把握し、
結婚というものに夢を見ないようにした方がよいと思います。
むやみに結婚を勧める大人たちはいざという時、助けてくれません。
むしろ、敵になります。
結婚って、なんでしょうね。
むやみに祝福していいものなんでしょうか?
失礼、少し私怨が混ざりました。
私なりに苦労したものですがから。
申し訳ない。
話を戻しますが、
結婚で幸せになると、
思い込んでいた若い私。
盛大な結婚式を挙げていただき、
舞い上がり、
その浮かれっぷりのまま、
結婚生活に突入します。
まず、初めに感じたのは違和感でした。
お互いの家によく泊まっていたので、
とくに同居でのトラブルはなかったのですが、
なんと言いますか、
夫婦として実感がなかったのです。
そういったものは、
徐々に紡いでいくものかもしれませんが、
夫のことを家族として認識できない自分がいました。
かといって、恋人という感じでもありませんでした。
すいません。
語彙力がなく、どう表現していいのかわかりませんが、
夫というものを大きな異物と感じるようになったのです。
人生の異物。
なんで、この人はここにいるのだろう?
そんな感覚です。
いや、そりゃ、私が結婚したからなんですが。
ただ、夫も私と同じように感じていたのでしょうね。
会話がなくなり、
性生活がなくなり、
お互いに興味がなくなりました。
鏡を見ると人生に疲れた自分が映っていました。
離婚しよう、
そう思った瞬間でした。
そこからが、もう大変でした。
まず、私の両親の大反対。
離婚なんてとんでもない。
女の幸せは結婚だ、
そう思い込んでいる人たちはでしたから。
まあ、大げんかです。
母曰く、
その内、慣れるから、子供でも作っておとなしくしてなさい。
しかし、私はもう会話のない家庭はうんざりでした。
私なりに夫とコミュニケーションを取ろうと努力はしましたが、
それが実を結ぶことはなく、
おはよう、おやすみ、ご飯、
私たち夫婦の会話はそれぐらいだったのです。
両親の説得は後回しにすることにしました。